緊急期 宮城県南の震災ボランティアの窓口として

 2011年~2012年
東日本大震災の被害にあった宮城県南地域で、ボランティアと地域住民とをつなぐ各プロジェクトを開始。災害支援と同時に様々な夢を多くの方と描きました。その後の活動の基礎となりました。

【2011年】

4月:『任意団体ふらっとーほく創設・活動開始』
東日本大震災で被害を受けた宮城県南部地域において、緊急支援活動を開始

4月:『温泉宿に泊まって、ボランティア事業を開始』(同年7月まで)
地震被災地の温泉街(宮城県蔵王町遠刈田温泉)の観光宿泊客増加と、津波被災地(宮城県亘理郡亘理町、山元町及びその周辺地域)へのボランティア派遣者増加の両立を目指す。日本内外から延べ800 名以上の参加。

7月:『株式会社クレアン・株式会社巡の環と共同による企業と被災地を繋ぐツアー事業の開始』
本事業がきっかけとなり、2015年11日現在まで述べ41社2,076名の企業人材の研修コーディネートを行う。主なプログラムに「国連GC-JN研修プログラム」、「株式会社サントリー労働組合五感塾」、「三井住友銀行親子研修」など。

10月:『わたりグリーンベルトプロジェクト開始』
亘理町の海岸防災林と、農地一体を、地域住民や地元小中高校、企業ボランティアが一丸となって、計画・管理するまちづくりプロジェクト。述べ2,000人以上、地元小中高校7校、55,000㎡以上の海岸林やいぐねの植栽と管理を実施。

12月:『経済産業省ソーシャル・ビジネスノウハウ支援事業支援先に選定』
「地域資源を活用した体験プログラム開発(まちフェス)事業」を開始。講師に川北秀人(IIHOE)、野上泰男(社団法人別府ハットウ・オンパク)ほか、延べ70名の事業者や住民へワークショップを実施。

 

復旧期 小さな夢を実現する復興まちづくり

 2012年~2013年 
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もじもじ農家妻とつくる、さつまいもジャムづくり(まちフェス, 2013年)

緊急期でつながった個人や団体によるプロジェクトが本格的に事業として進み始めました。より多くの投資、支援を得ながら、中長期的なまちづくりの価値づくりを進めました。

【2012年】

1月:『一般社団法人ふらっと―ほく設立総会』
今後の継続的な地域づくりの支援活動を目指して、一般社団法人化。

2月:『総務省平成24 年度「緑の分権改革」実証調査事業に選出』
宮城県亘理町から、総務省平成24 年度「緑の分権改革」実証調査事業受託し、沿岸部海岸林再生の調査事業を開始。

9月:『亘理町にて沿岸部海岸林の基本構想書策定ワークショップを5回実施し、沿岸部海岸林と農地のマスタープランを作成』

【2013年】

1月:『まちフェス〜伊達ルネッサンス〜を開催』
亘理町・山元町・新地町のNPOや市民団体、住民と連携し、地域づくりや地域でのチャレンジの裾野を広げるる取り組み。述べ90人の達人(※地域で得意技を持っていてチャレンジしたい住民)による地域体験のプログラムを実施、800名以上が体験に参加し、45人以上の若者コーディネーターが活躍した。

9月:『まちフェス〜伊達ルネッサンス〜第2回を開催』

 

復興期 無理しない、復興まちづくりへ

 2014年~2017年

無理しない地域づくりを目指した発表会(ダテルネ塾, 2016年)

 支援者、地域のリーダーのバーンアウトや息切れが目立ち、無理しない復興まちづくりの形を模索するように。「無理をして起業させない起業支援」や、「無理をして移住させない移住支援」の取り組みを無理せず進めました。また、一人で抱えない復興まちづくりのために地域のネットワーク会議、拠点づくりの運営支援を行いました。

【2014年】

1月:『まちフェス〜伊達ルネッサンス〜第3回を開催』

2月:『わたりグリーンベルトプロジェクトのNPO法人化支援』
同プロジェクトは2015年2月に法人化完了し、事業分割を行う。

4月:「無理をして起業させない起業支援」『地域プロデューサー人材育成事業伊達ルネッサンス塾開講』
20-30代向けの「地域をよくしたい」と想いをもった若者たちが半年間かけ、地域と自分の活動をつなげる「マイプラン」を作成し、県南広域(及び福島県県北)でネットワークを広げる取り組み。述べ18 名の塾生が県南広域で学びながら、塾生同士でチャレンジをサポートしあう。塾生のプラン実施には、延べ420名以上が参加・協力。

8月:『宮城県南地域の住民による中間支援機能拡充のための調査、伴奏型支援事業の実施』
NPOや住民によるネットワーク会議「山元の未来への種まき会議」「亘理ネットワーク」事務局の伴走型支援、各地域団体へのヒアリング調査、研修事業のコーディネート等を行う。

【2015年】

4月:『第2期伊達ルネッサンス塾開講』
気仙沼市震災復興・企画部 の事業として横展開し、「ぬま大学」も開催し、塾生延べ30名が学びながらアクションを行う。

6月:『亘理山元商工会からの委託事業事業 新商店街活性化事業、体験ツアー事業の運営を開始』

【2016年】

6月:『第3期伊達ルネッサンス塾開講』

11月:認定NPO法人カタリバと協働で、東北を中心とした高校生および大学生の山元・亘理ツアーを開催

11月:『島根県雲南市への合同視察研修の実施』
みやぎ連携復興センター、せんだいみやぎNPOセンター職員と合同。全国8ヶ所の地域プロデューサー人材育成塾のネットワークを構築するための全国塾サミットに登壇

 

自立期 記録し、次の世代へ

  2018年~2020年 

足元の価値を丁寧に、発信できる人をふやす (旅するスクール@山元町, 2018年)

 2010年代で行ってきた事業が制度化、市場化していく動きの中で、大きな視点では見落とされがちなテーマで議論や事業を重ねました。同時に、復興を担う次世代、震災を知らない世代の育成支援に挑みました。

【2017年】

マチビトトーク開始
4月:都市農村関係の未来、サブリース、撤退戦などというテーマで、勉強会を重ね出会いの機会を創出。

11月:NPO法人ハナラボと協働で、写真・ライティングの担い手を増やす「旅するスクール@山元町」を開始。以降延べ全国で20人程の地域情報発信の担い手を発掘。

【2018年】
4月:一般社団法人まなびの森と協働で、中高校生の居場所づくり事業を開始。次世代の活動の支援を行う。

6月:「復興創生インターン」として、復興庁・一般社団法人ワカツク・東北ヒトラボと協働で大学生向けの住み込み型インターンのコーディネート(亘理・山元・丸森エリア)を担う。全国から延べ30名程の大学生が、地元企業で活躍した。

【2019年】

9月:FMあおぞら(亘理町)にて、提供番組を開始。(~2020年3月迄)

【2020年】 
3月:新型コロナウイルス感染症により全国一斉休校。緊急活動を開始。

【2021年】
1月23日:活動開始10年を区切りに、発展的に次の道へ